米中間選挙連邦上院選の注目州の世論調査、民主党候補が一部の州でわずかに優位
(米国)
調査部米州課
2026年09月14日
米国の非営利団体AARPは9月10日、テキサス州連邦上院選挙に関する世論調査結果
(注1)を発表した。連邦上院選挙を想定した問いでは、民主党候補のジェームス・タラリコ州下院議員の支持率が48%と共和党候補のケン・パクストン州司法長官(44%)を4ポイントリードした(注2)。
CNNが8~9月に実施したメーン州およびミシガン州の連邦上院選挙に関する世論調査
(注3)によれば、メーン州の連邦上院選挙を想定した問いでは、民主党候補のトロイ・ジャクソン元州上院議員の支持率が48%、共和党候補の現職スーザン・コリンズ上院議員が45%だった。
一方、ミシガン州の連邦上院選挙を想定した問いでは、民主党候補の進歩派アブドゥル・エルサイード氏(元ウェイン郡保健局長)の支持率が47%、ドナルド・トランプ大統領が支持する共和党候補のマイク・ロジャーズ元連邦下院議員は44%だった。
なお、共和党は9月10~11日にテキサス州ダラスで、中間選挙に向けた共和党全国大会を開催した。激戦州とみられるメーン州のコリンズ上院議員(共和党)など、一部の議員は参加しなかった。トランプ氏と一定の距離を置くことが、自身の選挙に有利に働くと考えた可能性も指摘されている(「ニューヨーク・タイムズ」紙9月10日)。
アイオワ州連邦上院選世論調査、共和党候補が依然リード
マサチューセッツ州ボストンのエマーソン大学が8~9月に実施した世論調査
(注4)によれば、連邦上院選挙を想定した問いでは、トランプ氏が支持する共和党候補のアシュレー・ヒンソン連邦下院議員の支持率が50%と民主党候補ジョシュ・トゥレク州下院議員(45%)を5ポイント上回った。8月初旬の世論調査では、3ポイント差だった(2026年8月7日記事参照)。
一方、州知事選挙を想定した問いでは、民主党候補のロブ・サンド州監査官の支持率が49%と共和党候補ザック・ラーン氏(46%、農家)を3ポイント上回った。8月初旬の世論調査では5ポイント差だった。
同大学世論調査のエグゼクティブディレクターのスペンサー・キンボール氏は、「アイオワ州では、有権者の6%が連邦上院選挙と州知事選挙で、共和党と民主党への支持がバラバラになっている」「無党派層では、(連邦上院選候補の)トゥレク氏がヒンソン氏(46%対44%)を2ポイント上回り、(州知事選候補の)サンド氏がラーン氏(51%対39%)を12ポイント上回っている」と述べた。
州知事選の動向は2026年4月22日付地域・分析レポート、上院選の動向は2026年7月3日付地域・分析レポート参照。
(注1)実施時期は2026年8月30日~9月1日。対象者は、テキサス州の投票予定者895人。
(注2)タラリコ氏は、「現職の共和党ジョン・コーニン氏の後任を務めるのは非常に大きな挑戦だが、テキサス州への奉仕という同氏の遺産を引き継ぐために最善を尽くしたいと考えている」とCNNのインタビュー(9月10日)で述べ、自身を穏健な選択肢として位置付けようと努めている(議会専門紙「ザ・ヒル」9月10日)。
(注3)実施時期は2026年8月31日~9月6日。対象者は、メーン州の投票予定者880人、ミシガン州の投票予定者843人。
(注4)実施時期は2026年8月31日~9月1日。対象者は、アイオワ州の投票予定者750人。
(松岡智恵子)
(米国)
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