ジェトロ、「2026木材・木製品大会」内で日中木材商談会を開催
(中国、日本)
北京発
2026年09月29日
中国木材・木材製品流通協会(以下、協会)と山東省港口集団は9月2日から5日にかけて、山東省日照市で「2026木材・木製品大会」を開催した。
同大会は今回で16回目の開催となり、日照市での開催は4年連続となる。大会には、中国をはじめ、ロシア、ベラルーシ、日本、ドイツなど20カ国・地域から、企業、政府機関、国際機関などの関係者約800人が参加し、うち外国籍の参加者は約100人だった。
ジェトロは協会と共催し、9月3日、同会場で日本の木材・木材関連製品の中国市場での販路拡大支援を目的に、日中木材商談会を開催した。ジェトロが同大会に合わせて商談会開催するのは今回が初めて。商談会には、日系木材関連企業・商社7社が参加し、うち5社が現地、2社がオンラインで参加した。当日は中国バイヤー約50人が来場し、18件の商談が行われた。
参加企業からは、「商社に加えてメーカーも来場し、具体的な寸法や工法について意見交換ができた」「中国の有力企業と接点を持てた」「中国の木材産業の状況や需要の一端を把握できた」といったコメントが寄せられた。
大会の開幕式で、日照市の王新生市長は、日照港は地理、産業、環境面の優位性があり、木材の輸入から加工まで総合的な競争力を有すると説明した。また、2025年の原木輸入量は約1,100万立方メートルを超え、中国国内の港湾で首位であり、年間加工量は約600万立方メートルに達すると述べた。
協会の申偉秘書長は9月4日、中国木材・木材製品の輸出入動向について講演を行い、近年、中国の木材輸入量が減少傾向にあると指摘した。2025年の輸入量は前年比11.5%減の6,555万立方メートルだった。また、品目別の動向として、2026年1~7月の針葉樹原木輸入量は前年同期比3.78%減、広葉樹原木輸入量は4.41%減だったと説明した。日本からの輸入については、同期間の針葉樹原木輸入量が0.02%増の106万4,000立方メートルとなり、輸入先としてニュージーランドに次ぐ第2位だったと述べた。
また、9月5日には、日照港や現地の木材関連企業の視察が実施された。参加者は木材荷揚げ作業や燻蒸(くんじょう)処理の様子を視察したほか、合板製造工場や家具製造工場を見学した。
日中木材商談会の様子(ジェトロ撮影)
2026木材・木製品大会の様子(ジェトロ撮影)
合板製造工場視察の様子(ジェトロ撮影)
(兪思珂)
(中国、日本)
ビジネス短信 69aeb164bd752e51





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