USDPが党大会でキン・イー党首を再選
(ミャンマー)
調査部アジア大洋州課
2026年09月25日
ミャンマー親軍政党の連邦団結発展党(USDP)(注1)は9月19~20日、首都ネピドーの党本部で第4回党大会を開催し、キン・イー氏を党首に再選した。2022年10月に党首に就任した同氏は、2期連続で党首を務めることになった。また、前執行部で副党首を務めたミャッ・ヘイン氏と幹事長を務めたタウン・エー氏を副党首、前副幹事長のティン・アウン・チッ氏を幹事長、元内務副大臣・元国軍特殊作戦局第4局長のアウン・ソー氏を副幹事長にそれぞれ選出した。
USDPは、2025年12月から2026年1月にかけて実施された総選挙で、人民代表院と民族代表院の双方で最大勢力となった。USDPは民族代表院(上院)の157議席のうち108議席(構成比68.8%)、人民代表院(下院)の選挙選出議席263議席のうち231議席(87.8%)を獲得した。国軍議員(注2)を含む2026年3月時点の在籍議員数を分母とすると、民族代表院は213議席中108議席(50.7%)、人民代表院は373議席中231議席(61.9%)、連邦議会全体では586議席中339議席(57.8%)を有している。キン・イー氏は、ネピドーのゼヤティリ郡区選挙区から人民代表院議員に当選し、2026年3月に人民代表院議長に選出された。今回の再選により、引き続き党首と同議長を兼ねる。
(注1)USDPは、旧軍事政権下で1993年に設立された大衆組織「連邦団結発展協会(USDA)」を前身とする。2010年総選挙への参加に向け、当時の首相テイン・セイン氏らが同年に政党として設立した。
(注2)ミャンマーの連邦議会は、総選挙で選出される議員に加え、憲法の規定に基づき国軍総司令官が任命する国軍議員で構成される。
(アジア大洋州課)
(ミャンマー)
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