中国の上汽通用五菱、アブダビ現地企業と販売代理店契約を締結
(中国、アラブ首長国連邦)
広州発
2026年09月29日
中国の大手自動車メーカー、上汽通用五菱汽車(SGMW)は9月8日、広西チワン族自治区柳州市で、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビに本拠を置くOmeir Bin Youssef & Sons(OBY)グループ(以下、OBYグループ)と販売代理店契約を締結した。これにより、上汽通用五菱ブランドはアブダビ市場への正式参入を果たした。
計画によると、両社は段階的にアブダビ、アル・アイン、ムサファにおいて、ブランド旗艦店、商用車センター、総合サービス拠点を整備し、販売、フリート向け事業、アフターサービスを含むサービス体制の構築を進めるとしている。
上汽通用五菱は、2002年11月18日に上海汽車集団(SAIC Motor)、米国のゼネラルモーターズ(GM)、広西汽車集団(Guangxi Automobile Group)の合弁により設立された自動車メーカーで、中国商用車市場において20年以上の事業実績を有する。提携先のOBYグループは、UAEで70年の歴史を持つ現地のファミリー企業であり、自動車、観光・文化、不動産、行政サービスなど幅広い事業を展開している。年間売上高は約9億ディルハム(約396億円、1ディルハム=約44円)で、アブダビ国営石油会社(ADNOC)やアブダビ政府系ファンドのムバダラ投資会社などの政府系機関との取引ネットワークを有している。
上汽通用五菱によると、同社の2026年1~8月の累計販売台数は92万6,124台となった。同年1~7月の海外累計販売台数は20万台を突破しており、2026年には東南アジアから中東地域にかけて販売網の拡充を進めている。新たに34カ国へ販売網を拡大したほか、ブランド販売店を48店舗新設し、35店舗を建設中としている。同社によると、生産面では、工程を分離し生産ラインを再構築した生産方式を採用しており、24車種の混流生産に対応している。
(黄子珊)
(中国、アラブ首長国連邦)
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