日本とEU、研究開発支援枠組み「ホライズン・ヨーロッパ」への準参加に関する協定に署名

(EU、日本)

調査部欧州課

2026年08月04日

日本政府は7月30日、ベルギー・ブリュッセルで、欧州委員会との間でEUの研究開発支援枠組み「ホライズン・ヨーロッパ」(HE、注)への日本の準参加に関する協定PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)に署名した(日本側発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますEU側発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。2025年12月に実質合意(2025年12月26日記事参照)し、2026年中に協定に署名が行われるとの想定の下、2026年1月以降、日本の機関はEUの2026年予算にひも付く公募に応募可能となっていたが、今回署名に至った。

日本の準参加は、(1)卓越した科学、(2)世界の課題・欧州の産業競争力、(3)イノベーティブ・ヨーロッパの3つの柱のうち、第2の柱「世界の課題・欧州の産業競争力」(予算額:524億ユーロ)のみが対象となり、日本政府は、第2の柱の予算に財政的貢献を行う。準参加により、日本の企業・機関が国際協力型研究の助成の対象となるほか、個別の公募プロジェクトにおいて、加盟国に近い立場でより深く関与できるようになる。その他のプログラムには従来同様、第三国の立場で参加できる。

日本政府は、「欧州を中心とした国際的な共同研究ネットワークへのわが国の企業や大学、研究機関による参加が促進され、わが国の科学技術力の強化につながることが期待される」とした。欧州委員会は、「日本はHE準参加国(23カ国)の中で最大の人口を有し、世界でも最も先進的な研究・イノベーション・エコシステムの1つが、欧州の科学協力ネットワークに加わることになる」と期待を示した。

(注)HEの詳細や公募の探し方、日本の企業・機関が参画に向けて受けられるサポートなどについては、2026年6月19日付地域・分析レポート2026年7月2日付地域・分析レポート参照。

(川嶋康子)

(EU、日本)

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