インディーゲーム展示会「BitSummit」、過去最多の6万人超が来場
(日本)
デジタルマーケティング部コンテンツ課
2026年06月03日
国内最大級のインディーゲーム(注1)の展示会「BitSummit(ビットサミット)
」が5月22~24日、京都市のみやこめっせで開催された。2013年から開催されており、14回目となる今回は、主催者発表によると国内外から496事業者が出展し、3日間の総来場者数は6万8,208人となり、過去最多を記録した。うち、ビジネスデーの来場者は前年比40%増の1万3,975人だった。
会場の様子(ジェトロ撮影)
海外からは米国やブラジル、インドネシア、スウェーデンの開発者が出展したほか、韓国やオーストラリア、ニュージーランドはナショナルパビリオンを出展した。また、アンスティチュ・フランセ・デュ・ジャポンは、フランスのインディーゲーム開発者の支援を目的としたインキュベーションプログラムの一環として、4人の開発者の作品を展示した。なお、同プログラムは、国立映画映像センター(CNC)およびフランス外務省、アンスティチュ・フランセ本部の支援を受けているほか、講談社とGame Créalabも運営に参画している。
ニュージーランドパビリオンの様子(ジェトロ撮影)
日本企業では、パルコのゲームレーベル「PARCO GAMES」や2026年4月に東映が設立したゲーム事業ブランド「東映ゲームズ」が初出展した。ある出展者は、「Steam(注2)ではウィッシュリスト(注3)登録数が重要な指標となっており、販売までに数万件獲得することが1つの基準となっている。BitSummitをはじめとする国内外のオフライン、オンラインイベントに参加すると各イベントのSteam特設ページに作品が掲載され、ウィッシュリストを増やすことができる。今後も『ChinaJoy』(2024年8月9日記事参照)や『G-EIGHT』などアジアの展示会やオンラインショーケースを中心に年間10件ほど参加する予定」と語った。
次回のビットサミットは2027年5月21~23日に開催の予定。
なお、ジェトロではSteamで公開されている日本のゲームを海外にプロモーションする事業「Steam日本特集ページ:MADE IN JAPAN COLLECTION」を実施しており、gamescom(2025年9月1日記事参照)やgamescom asia×Thailand Game Show(2025年12月19日記事参照)などのゲーム関連見本市における試遊展示やSteam上に設置する特設ページを活用したオンラインプロモーションを通じて、日本のゲーム関連事業者の海外展開を支援している。
(注1)インディペンデント(独立系)ゲームの略で、主に少人数または個人によって開発・制作されるゲーム作品のこと。
(注2)米国のバルブが運営するPC(パソコン)ゲームなどの販売・購入やゲームユーザー同士の交流が可能なオンラインプラットフォームで、1日に約4,000万ユーザーが同時接続している。
(注3)Steam上でユーザーが気になるゲームを登録する機能で、発売などのタイミングで通知が届く。
(古川喜一、松瀬雅大)
(日本)
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