米ジョージア州知事選の共和党予備選、決選投票でトランプ大統領が支持した候補者敗退

(米国)

調査部米州課

2026年06月17日

米国ジョージア州で6月16日、11月の州知事選挙、連邦上院選挙の共和党予備選の決選投票が行われた(2026年5月21日記事参照)。

州知事選挙の共和党予備選決選投票は、実業家のリック・ジョンソン氏が過半の票を獲得し(CNN、90%開票時)、ドナルド・トランプ大統領が支持するバート・ジョーンズ副知事を退けた。ジョンソン氏は、11月の本選で民主党のキーシャ・ランス・ボトムズ氏(前アトランタ市長)と対戦する。

トランプ氏のジョーンズ氏への支持は不十分だったとみられ、トランプ氏の支持を受けて州知事予備選で敗退した候補者は、ランディ・フィーンストラ氏(アイオワ州知事選候補者)に続き2人目となった(NBCニュース6月16日)。

一方、連邦上院選挙の共和党予備選決選投票は、トランプ氏が決選投票直前に支持を表明したマイク・コリンズ連邦下院議員が過半の票を獲得し(CNN、89%開票時)、本選に進む。対戦相手のデレク・ドゥーリー氏(フットボールコーチ)は現職のブライアン・ケンプ州知事が支持していた。11月の本選でコリンズ氏は、民主党の現職上院議員ジョン・オソフ氏と対戦する。

共和党は11月の本選で現職のオソフ氏に勝利するのは容易ではないと懸念しており、本選に向けて準備を進めている。オソフ氏は、コリンズ氏とドゥーリー氏が費用のかかる激しい予備選を繰り広げる間、数カ月にわたり資金を蓄え、全国的な注目を集めてきた(政治専門紙「ポリティコ」6月16日)。

選挙情報サイト、クック・ポリティカル・レポートの勝敗予想では、ジョージア州知事選(5月21日付)は接戦、ジョージア州連邦上院選(6月3日付)は民主党にとってやや優勢となっている。

勝敗予想格付けは、(当選)確実、かなり優勢、やや優勢、接戦の順となる。

中間選挙の状況は「特集 2026年米国中間選挙の動向」、州知事選の動向は2026年4月22日付地域・分析レポート参照

(松岡智恵子)

(米国)

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