米カリフォルニア州知事選予備選挙の世論調査、元保健福祉長官の民主党候補が浮上

(米国)

調査部米州課

2026年05月14日

米国マサチューセッツ州ボストンのエマーソン大学は5月13日、カリフォルニア(CA)州知事選挙の予備選挙の世論調査結果(注1)を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。6月の州知事選予備選挙を想定した問いで、元保健福祉長官のハビエル・ベセラ氏が19%で首位に浮上した。共和党のスティーブ・ヒルトン氏(保守系コメンテーター)と民主党のトム・ステイヤー氏(資産家)が同率の17%、共和党のチャド・ビアンコ氏(同州リバーサイド郡保安官)が11%、民主党のケイティ・ポーター氏(元連邦下院議員)が10%で続いた。

民主党有力候補の撤退(2026年4月15日記事参照)やドナルド・トランプ大統領がヒルトン氏支持を表明したこと(2026年4月22日付地域・分析レポート参照)などの影響があらわれたとみられる。

エマーソン大学世論調査のエグゼクティブディレクター、スペンサー・キンボール氏は、「ベセラ氏の支持率は4月中旬から9ポイント上昇し(注2)、民主党支持者の間では支持率が31%でトップになったことで、混戦模様のCA州予備選で初めて首位に立った」と解説した。

CA州では党派に関係なく予備選挙が行われ、上位2人が本選挙に進む。

ミシガン州連邦上院選では共和党候補がやや優位

ミシガン州では、民主党の現職連邦上院議員ゲイリー・ピーターズ氏が再選を目指さないと表明し、共和党からは元連邦下院議員のマイク・ロジャース氏が立候補している。民主党の主要候補は、連邦下院議員のヘイリース・ティーブンス氏、州議会上院議員のマロリー・マクモロー氏、元ウェイン郡保健局長のアブドゥル・エルサイード氏だ。

デトロイト地域商工会議所が4~5月に実施した世論調査(注3)によれば、ロジャース氏と民主党の主要候補との直接対決を想定した問いでは、ロジャース氏の支持率がスティーブンス氏、マクモロー氏、エルサイード氏のいずれをもやや上回った(注4)。

選挙情報サイト、クック・ポリティカル・レポートの勝敗予想(4月13日付、注5)では、接戦となっている。

(注1)実施時期は2026年5月9~10日。対象者はCA州の投票予定者1,000人。

(注2)4月の世論調査結果は、ヒルトン氏(17%)、ビアンコ氏(14%)、スタイヤー氏(14%)、ポーター氏(10%)、ベセラ氏(10%)だった。

(注3)実施時期は2026年4月28日~5月1日。対象者はミシガン州の投票予定者600人。

(注4)ロジャース氏45%対エルサイード氏40%、ロジャース氏44%対スティーブンス氏42%、ロジャース氏43%対マクモロー氏41%。

(注5)勝敗予想格付けは、(当選)確実、かなり優勢、やや優勢、接戦の順となる。

(松岡智恵子)

(米国)

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