米カリフォルニア州知事選、民主党有力候補が撤退表明
(米国)
調査部米州課
2026年04月15日
米国カリフォルニア(CA)州知事選挙の民主党有力候補とされていたエリック・スウォルウェル連邦下院議員は4月12日、知事選からの撤退を表明した。自身のスキャンダルの責任を取ったとみられる。
有力とされていた同氏の撤退により民主党候補者争いは混乱するが、予備選挙を想定した世論調査では上位の民主党候補のトム・ステイヤー氏(資産家)やケイティ・ポーター氏(元連邦下院議員)に注目が集まるとみられる。
これまで注目されなかったが、テクノロジー業界で支持されるサンノゼ市長のマット・マハン氏に、富裕層からの資金が集まり始めたという(「ニューヨーク・タイムズ」紙4月14日)。
共和党では、4月になってドナルド・トランプ大統領がスティーブ・ヒルトン氏(保守系コメンテーター)への支持を表明したことから、これまで競り合ってきたチャド・ビアンコ氏(同州リバーサイド郡保安官)より優位に立ちそうだ。
CA州では、党派を問わず予備選で上位となった2人が本選に進むことになるため、世論調査では、共和党のヒルトン氏とビアンコ氏が上位2人となる可能性もあり、民主党候補者の本選進出が危惧されていた(2026年3月23日記事参照)。
同州の共和党系コンサルタント、ロブ・スタッツマン氏によると、共和党でビアンコ氏への支持が低下し、民主党の票がより少数の候補者に絞られると、上位2人を共和党候補が占める可能性が低くなるという(「ワシントン・ポスト」紙4月14日)。
(松岡智恵子)
(米国)
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