スーラトで地方版「バイブラント・グジャラート」の第3弾が開催

(インド)

アーメダバード発

2026年05月14日

インドのグジャラート(GJ)州政府は5月1~2日にかけて、同州南部の主要都市スーラトのアウロ大学で、投資誘致イベント「バイブラント・グジャラート・リージョナル・カンファレンス(VGRC)」を開催した。2025年10月の北部メーサナ(2025年11月10日付地域・分析レポート参照)、2026年1月の西部ラージコート(2026年1月20日記事参照)に続く第3弾となる。

スーラトは、GJ州の中心都市アーメダバードとマハーラーシュトラ(MH)州の州都ムンバイのほぼ中間に位置するGJ州第2の都市だ。スーラト近郊のハジラには、日本製鉄が出資するアルセロールミッタル ニッポンスチール インディア(AM/NS India)や三菱重工業が出資するL&T-MHIパワー・タービン・ジェネレーターズが製造拠点を構える。また、日本が支援するムンバイ~アーメダバード間高速鉄道事業では、海外鉄道技術協力協会(JARTS)が軌道建設を請け負う事業者の技術者向け教育訓練に取り組んでいる。地場産業としては、化学やテキスタイル産業に加えて、インドが数量ベースで世界シェアの約9割を握る研磨ダイヤモンド産業の中心地として知られている。

日本はパートナーカントリーとしてVGRCに参加し、5月1日の開会式には、ブペンドラ・パテルGJ州首相、水資源を所管するジャル・シャクティ省のC・R・パティル大臣らのほか、小野啓一駐インド大使が出席した。小野大使はグジャラート語を交えてあいさつし、日本とGJ州との協力の重要分野として、AM/NSなどの製造業、半導体や高速鉄道などの先端技術、バイオガスなどの再生可能エネルギー、静岡県との友好協定などの地域間交流・人材交流に言及した。

ジェトロはジャパンパビリオンを設置するとともに、ジャパン・カントリー・セミナーを開催、出展企業が各社の製品・サービスをPRした。VGRCは今後、6月29~30日にGJ州中央部のバドーダラで最終回を迎える見通しだ。

写真 開会式であいさつする小野大使(ジェトロ撮影)

開会式であいさつする小野大使(ジェトロ撮影)

(吉田雄)

(インド)

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