ラージコートで地方版バイブラント・グジャラートが開催
(インド)
アーメダバード発
2026年01月20日
グジャラート(GJ)州政府は1月11~12日にかけて、同州西部(カッチおよびサウラーシュトラ地域)の主要都市ラージコートで投資誘致イベント「バイブラント・グジャラート・リージョナル・カンファレンス(VGRC)」を開催した。2025年10月の北部メーサナでの開催に続き、2回目となる(2025年9月3日付地域・分析レポート参照)。
開会式で演説したインドのナレンドラ・モディ首相はサウラーシュトラ地域の産業や経済の発展を振り返り、「私はかつて(同地域の主要工業都市である)モルビ、ジャムナガル、ラージコート(注)の三角地帯は『ミニ・ジャパン』になるだろうと話したことがある。当時は大いに笑われたが、今日、その光景が自分の目の前で現実となっている」と述べた。
また、大手財閥の1つリライアンス・インダストリーズのムケシュ・アンバニ会長は、(1)今後5年間で過去5年間の投資の倍となる7兆ルピー(約12.6兆円、1ルピー=約1.8円)の投資を行う、(2)ジャムナガルに世界最大のクリーン・エナジー・エコシステムを構築する、(3)カッチ地域を世界的なクリーン・エナジーのハブにする、(4)GJ州を人工知能(AI)のパイオニアにする、(5)同州中心都市アーメダバードでの2036年オリンピック開催実現に向けて、スポーツ施設整備に協力するという5つの方針を表明した。リライアンス・インダストリーズは、創業者のディルバイ・アンバニ氏がGJ州西部出身で、ジャムナガルに世界最大といわれる石油精製施設を有するなど、GJ州との関係が深い。
今回のVGRCでは、日本、韓国、ルワンダ、ウクライナがパートナーカントリーとして参加し、ジェトロはジャパンパビリオンを設置するとともに、ジャパン・カントリー・セミナーを開催した。VGRCは今後、4月9~10日にGJ州南部スーラト、6月10~11日に中央部バドーダラで開催される予定だ。
来場者でにぎわうジャパンパビリオン(ジェトロ撮影)
(注)3都市とも製造業が盛んで、モルビはタイル(建材)製造、ジャムナガルは石油化学、ラージコートは自動車や航空宇宙関連の部品や、工作機械製造の集積で知られる。
(吉田雄)
(インド)
ビジネス短信 69ed703618332624




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