「スイス・バイオテック・デイ2026」に日本企業17社が参加

(スイス)

ジュネーブ発

2026年05月15日

世界各国のライフサイエンスの関係企業や専門家が集う世界有数のバイオテクノロジー会議「スイス・バイオテック・デイ2026外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」が5月4~5日に、スイスのバーゼルで開催された。150を超える出展者と58カ国から3,500人を超える参加者を集め、スイス・バイオテック・デイとしては過去最大規模の会議となった。同会議に併設されたグローバル・ビレッジには、日本を含む31カ国・地域の国際代表団がブースを設置し、各国企業が参加、スイスのバイオテクノロジー拠点との連携を強化し、国境を越えた投資や、官民パートナーシップ、研究開発協力、ベストプラクティスの共有などのプラットフォームとして活用する場となった。

スイスの貿易投資振興機関スイス・グローバル・エンタープライズ(S-GE)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますの日本拠点であるスイス・ビジネスハブ・ジャパン外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは、「スイス・バイオテック・デイ2026」に日本ブースを設置し、出展日本企業を募ってスイスのバイオ企業との連携機会の場を提供した。ジェトロは準備段階から参加企業募集の広報を含め、スイス・ビジネスハブ・ジャパンに全面協力した。旭化成セラピューティクス、アステラス製薬、第一三共、DeSCヘルスケア、iBody、イワタ・レーベル・ヨーロッパ、伊藤忠商事、キッセイ薬品工業、マルホ、マトリクソーム、村田製作所、NTTデータ、積水化学工業、ティロッツ・ファーマ、大正製薬、ヴェリタス・イン・シリコ、横河電機の日本企業17社が、スイス・ビジネスハブ・ジャパンが設置した日本ブースに参加し、スイスのバイオテクノロジー関連企業や各国から出展するバイオ企業などと、協業や連携を含めたパートナリングの可能性について協議した。

写真 スイス・バイオテック・デイ2026の日本ブースと参加企業(スイス・ビジネスハブ・ジャパン提供)

スイス・バイオテック・デイ2026の日本ブースと参加企業(スイス・ビジネスハブ・ジャパン提供)

また、5日午後のグローバル・ビレッジの閉幕式では、スイス・バイオテック協会のミヒャエル・アルトルファー最高経営責任者(CEO)が日本を2026年のパートナーカントリーに選出したことを発表。スイス・ビジネスハブ・ジャパンのミヒャエル・フォーゲル・シニア・アドバイザー、およびジェトロ・ジュネーブ事務所の田中晋所長から、ライフサイエンス分野での日本・スイス企業の一層の協業・協力連携への期待を述べた。さらに、同日のプレナリーセッションでは、スイス・バイオテクノロジー報告書2026年版が発表された(2025年5月8日記事参照)。

写真 グローバル・ビレッジ閉幕式前の記念撮影。左からスイス・バイオテック協会アルトルファーCEO、同グローバル・ビレッジ責任者ティツィアナ・ローザ氏、ジェトロ・ジュネーブ所長、在スイス日本大使館書記官桜井博之氏、スイス・ビジネスハブ・ジャパン・シニア・アドバイザー(ジェトロ撮影)

グローバル・ビレッジ閉幕式前の記念撮影。左からスイス・バイオテック協会アルトルファーCEO、同グローバル・ビレッジ責任者ティツィアナ・ローザ氏、ジェトロ・ジュネーブ所長、在スイス日本大使館書記官桜井博之氏、スイス・ビジネスハブ・ジャパン・シニア・アドバイザー(ジェトロ撮影)

また、S-GEは5月6~7日に、日本や中国、インド、韓国などからのバイオテック・デイ参加企業を対象に、サイド・プログラムとして、バーゼルやチューリヒ近郊のシュリーレン、ベルンのライフサイエンス分野のエコシステムを視察する機会を提供した(2026年5月15日記事参照)。

なお、次回のスイス・バイオテック・デイ2027は2027年4月26~27日に開催外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますされる予定。

(田中晋)

(スイス)

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