トランプ米大統領の支持率36%、純支持率は3週連続で低迷、世論調査
(米国)
調査部米州課
2026年05月13日
経済誌「エコノミスト」と調査会社ユーガブは5月12日、トランプ政権などに関する世論調査結果(注1)を発表
した。ドナルド・トランプ大統領の支持率は前週に引き続き36%と低迷した。不支持率は前週と同様58%で、純支持率(支持率と不支持率との差)は3週連続でマイナス22ポイントとなった(2026年4月30日記事、5月8日記事参照)。これはジョー・バイデン前大統領が任期中に記録した最低値と同水準という。
トランプ氏の支持率は人種の差が大きく、純支持率が平均を下回るのは、黒人(マイナス69ポイント)、ヒスパニック(マイナス27ポイント)だ。白人全体では、マイナス11ポイントと全米平均を上回る。白人でも、属性によって大きく異なり、大卒で無宗教(マイナス69ポイント)、非大卒で無宗教(マイナス34ポイント)は白人の平均を下回るが、大卒で信心深い(プラスマイナス0)、非大卒で信心深い(プラス20ポイント)は平均を上回った。
トランプ大統領の経済対応の支持率は30%で過去最低
CNNが4~5月に実施した世論調査
(注2)によれば、トランプ氏の経済対応の支持率は30%で2025年4月の調査時(39%)から9ポイント低下し、過去最低となった。
現在の米国内の経済状況については、73%と大多数が「悪い」(ある程度悪い41%、非常に悪い32%)と回答した。トランプ氏の経済政策によって、65%は経済が悪化したと回答し、好転した(22%)を大きく上回った。経済問題として76%が「物価高・生活費」に関連する項目を挙げ、2025年4月(58%)から18ポイント上昇した。
米国の経済システムは、「有力な利益団体に不当に有利に働いている」と75%が回答し、「ほとんどの米国人に公平に働いている」(24%)を大きく上回り不公平感が示された。
(注1)実施時期は2026年5月9~11日。対象者は全米の成人1,549人。
(注2)実施時期は2026年4月30日~5月4日。対象者は全米の成人1,499人。
(松岡智恵子)
(米国)
ビジネス短信 0ee93ebf7cae45ee





閉じる