トランプ米大統領の支持率は40%に低下、経済政策などへの不支持が上昇、世論調査
(米国)
調査部米州課
2026年04月30日
米国マサチューセッツ州ボストンのエマーソン大学は4月29日、トランプ政権などに関する世論調査結果(注1)を発表
した。投票予定者のドナルド・トランプ大統領への支持率は40%と3月から2ポイント低下した。不支持率は56%で、3月から5ポイント上昇した。
同大学世論調査のエグゼクティブディレクターのスペンサー・キンボール氏は、「ヒスパニック有権者のトランプ氏の支持率は29%(不支持率70%)で、2025年同時期の支持率41%(不支持率41%)と比べて大きく低下している」と述べた。
トランプ氏の経済政策に対する支持率は38%と2025年4月調査時(37%)とほぼ変化がなかったが、不支持率は56%(同49%)と7ポイント上昇した。同時期との比較では、移民政策への支持率(43%)は2ポイント低下し、不支持率(55%)は9ポイント上昇した。外交政策への支持率(39%)は4ポイント低下し、不支持率(54%)は8ポイント上昇した。
イラン攻撃を失敗とみなす有権者は、過半(53%)となった。支持政党別では、共和党支持者の66%が成功とみなしているが、民主党支持者の80%、無党派層の57%は失敗としている。
トランプ大統領を強く不支持とする割合が上昇
経済誌「エコノミスト」と調査会社ユーガブが4月下旬に実施した世論調査(注2)によれば、トランプ氏の支持率は37%、不支持率は59%で純支持率(支持率と不支持率との差)はマイナス22ポイントだった。これは、過去最低のマイナス23ポイントをわずかに上回る水準だ(2026年4月1日記事参照)。不支持でも特に「強く不支持」とする割合は前週の46%から51%に上昇した。
トランプ氏の支持率低下の要因の1つとして、年代別で30~44歳(29%、純支持率マイナス37ポイント)および65歳以上(37%、マイナス24ポイント)の層における支持率、純支持率が過去最低となったことを挙げている。
(注1)実施時期は2026年4月24~26日。対象者は全米の投票予定者1,000人。
(注2)実施時期は2026年4月24~27日。対象者は全米の成人1,836人。
(松岡智恵子)
(米国)
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