韓国、アルジェリアと石油・ガス分野の協力拡大を協議
(アルジェリア、韓国、中東)
パリ発
2026年04月23日
韓国の朴鐘漢(パク・ジョンハン)外交部経済外交調整官一行は4月14日、アルジェリアのムハンマド・アルカブ炭化水素・鉱業相と首都アルジェで会談し、石油・ガス産業分野を中心に、両国間で進行中のプロジェクトや今後の協力拡大の可能性について意見交換を行った。また、同国エネルギー産業における投資・協力機会についても協議し、探鉱、開発、生産、処理、精製といったバリューチェーン全体での連携強化に加え、原油、液化石油ガス(LPG)、ナフサの輸出分野や海水淡水化分野での協力可能性についても意見が交わされた。
朴外交調整官は同日、アルジェリア国営炭化水素公社ソナトラック本社において、ヌーレッディン・ダウディ最高経営責任者(CEO)とも直接会談した。会談では、韓国企業とソナトラック間の取引に関する協議が行われ、原油およびナフサなど石油製品の供給に関する中長期契約の可能性などが話し合われた(4月14日付同社プレスリリース
)。
ソナトラックは2026年3月、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの子会社である韓国の石油精製企業Sオイルと原油売買契約を締結しており、今回の会談はソナトラックと韓国企業との協力関係を拡大する取り組みの一環とされる。韓国側は石油・ガスの上流分野や石油サービス分野における韓国企業の技術的能力について説明し、両者は今後の協力機会を検討するための対話枠組みを設置することで一致した。
韓国は、国際情勢に伴うエネルギー供給の不確実性を背景に、ベトナム(2026年3月24日記事参照)、イタリア(2026年3月27日記事参照)と同様に、アルジェリアをはじめとするアフリカからの安定的な炭化水素調達に関心を示している。
(ピエリック・グルニエ)
(アルジェリア、韓国、中東)
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