インドの乗用車・二輪車・三輪車販売が1月として過去最高、全セクターで2桁成長
(インド)
ベンガルール発
2026年03月04日
インド自動車工業会(SIAM)は2月13日、2026年1月の自動車統計(出荷ベース)を発表した。自動車販売全体(乗用車、二輪車、三輪車)では前年同月比23.0%増の238万722台となり、いずれのセクターでも1月として過去最高を記録し、前年同月比で2桁成長となった(注)。
タタ・モーターズの販売台数(7万222台、前年同月は4万8,076台)を含む乗用車〔多目的車(UV)とバンを含む〕の国内販売台数は、前年同月比12.6%増の44万9,616台だった(注)。主力カテゴリーのUVは15.9%増と全体を牽引した一方で、一般乗用車は5.1%減と落ち込んだ。二輪車は26.2%増の192万5,603台と大幅に拡大し、特にスクーターが36.9%増と際立った伸びを見せた。また、三輪車も30.2%増の7万5,725台と大幅増を記録し、全セクターで前年を大きく上回る結果となった(添付資料表1参照)。
SIAMのラジェシュ・メノン事務局長は、「新年度は第3四半期(2025年10~12月)の物品・サービス税(GST)2.0改革(2025年9月25日記事参照)による需要高が引き続き見られ、好調な滑り出しとなった。また、2026年度予算(2026年2月13日記事参照)で発表されたインドの製造業強化策が、中期的な成長を後押しする」と述べた。
1月のメーカー別乗用車販売では、首位のマルチ・スズキが前年同月比0.5%増の17万4,529台で、2位のマヒンドラ&マヒンドラは25.4%増の6万3,510台と大幅に伸びた。日系では、トヨタ・キルロスカが17.1%増の3万627台と好調だった。ホンダは15.5%減の6,193台、日産は4.1%増の2,502台となった(添付資料表2参照)。
二輪車では、首位のヒーローが前年同月比26.1%増の52万208台、2位のホンダが28.9%増の51万9,579台、3位のTVSモーターが30.4%増の38万3,262台といずれも大幅に伸びた。そのほか、電動二輪のエイサー・エナジーが47.3%増の2万5,765台と急成長した(添付資料表3参照)。
(注)SIAM発表の統計では、乗用車の1月の販売台数は37万9,394台、前年同月比増加率は8.0%だが、この数字には、地場企業タタ・モーターズ・パッセンジャー・ビークルズの販売台数は含まれていない。なお、2025年4~12月の累計販売台数には、同社の販売台数が含まれている。
(小柴里沙)
(インド)
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