「TAIDOアフリカンアニメーションアワード2026」を東京で開催
(アフリカ、ナイジェリア、ガーナ)
ナイロビ発
2026年03月23日
一般社団法人のArc & Beyondは3月4日、東京都内で「TAIDOアフリカンアニメーションアワード2026」を開催した。イベントには、日本のアニメーション業界関係者、メディア、教育機関など約50人が参加した。「TAIDO」プロジェクトは、アフリカの現地アニメ制作スタジオと連携し、現地のアニメーターを育成するプログラムで、ジェトロや京都芸術大学も参画している(2025年10月23日「お知らせ・記者発表」参照)。
今回のイベントには、ガーナからAnimax FYB Studios、ナイジェリアからCR Motion Plusのクリエーターらが来日し、それぞれが約半年間をかけて制作した5~10分間の短編アニメを発表した(注)。Amnimax FYBの「アセブ・アメンフィの伝説(The legend of Asebu Amenfi)」も、CR Motion Plusの「槍(やり)の試練(Trials of the Spear)」も、アフリカの文化と物語を背景に作られた作品だ。両作品のメンタリングを行った、フリーランスでアニメ制作進行を務める大川恵実氏は、両スタジオとの共創について、制作過程も日本のやり方と異なる点も多かったが、できる限り現地のやり方を尊重して進めたと述べた。日本側も学ぶ点が多くあり、アクションなどでも独自の表現がみられると評価した。CR Motion Plusのジデ・マーティン氏も、日本との共創は極めてスムーズであったと述べている。
講評は、東映アニメーションや、2025年11月にジェトロがナイジェリア・ラゴスで開催した「Super Japan in Lagos」(2025年11月28日記事参照)に参加したTBSテレビやTOPPAN、バンダイナムコなどが行った。短期間で躍動感あふれるアニメーションを制作したことを高く評価する声が多く聞かれた。
イベント後半では、「アフリカ×日本:共創の未来」をテーマにして、講評者らをパネリストとしたパネルディスカッションが行われた。具体的なアイディアをもとに、アフリカとの共創はどのように実現できるのか、前向きな議論が行われた。
作品を視聴する参加者の様子(Arc & Beyond提供)
(注)両作品はTAIDOプロジェクトの公式ホームページ
で視聴可能。
(佐藤丈治)
(アフリカ、ナイジェリア、ガーナ)
ビジネス短信 ae32425bd6cbaf86






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