2025年の中国乗用車市場、中国系メーカーのシェアが65%を占める
(中国)
武漢発
2026年02月05日
中国の乗用車市場信息聯席会(CPCA)は1月23日、2025年の中国乗用車市場に関する分析報告(以下、報告)を発表した。同報告では、2025年の乗用車の販売台数は前年比3.8%増の2,374万4,740台だった(注1)。
メーカー別の販売台数をみると、中国系自動車メーカーが12.0%増の1,550万5,977台と大幅に増加した。一方、ドイツ系は9.8%減の364万5,582台、日系は7.9%減の288万5,587台、米国系は7.4%減の129万7,221台、韓国系は11.6%減の20万6,885台、フランス系は30.9%減の4万2,561台となった。また、それぞれのシェアは、中国系メーカーが65.3%、ドイツ系15.4%、日系12.2%、米国系5.5%、韓国系0.9%、フランス系0.2%、その他欧州系0.7%だった。CPCAが発表している2019年以降の推移をみると、中国系メーカーのシェアは上昇傾向にある一方、他国メーカーはシェアを低下させている(添付資料表参照)。
高級車(注2)、主な外資系(中国企業と外国企業による合弁)メーカー車、中国自主ブランド車の3分類でみると、2025年の販売台数は、高級車が9.6%減の248万1,937台、主な外資系メーカー車が8.4%減の576万8,107台、中国自主ブランド車が11.9%増の1,549万4,696台。それぞれのシェアは高級車が10.5%、主な外資系メーカー車が24.3%、中国自主ブランド車が65.3%だった。
販売価格帯別の販売台数は、10万元(約220万円、1元=約22円)未満が6.3%増の678万1,938台、10万元以上20万元未満が2.3%増の1,030万8,825台、20万元以上30万元未満が9.6%増の394万4,983台、30万元以上40万元未満が4.1%減の189万9,298台、40万元以上は4.4%減の80万9,696台だった。それぞれのシェアは10万元未満が28.6%、10万元以上20万元未満が43.4%、20万元以上30万元未満が16.6%、30万元以上40万元未満が8.0%、40万元以上は3.4%となった。
(注1)CPCAの発表する各国メーカー販売台数はセダン、多目的乗用車(MPV)、スポーツ用多目的車(SUV)を対象とした小売り台数だが、中国自動車工業協会(CAAM)の発表する乗用車販売台数はセダン、MPV、SUVに加え、クロスオーバーSUVも対象とした卸売り台数となるため、販売台数は一致しない(2026年1月16日記事参照)。
(注2)高級車は、ベンツ、BMW、アウディ、キャデラック、ジャガー、ランドローバー、ボルボ、インフィニティ、アキュラ、テスラ、仰望(BYDの新エネルギー車高級ブランド)、尊界(江淮汽車とファーウェイ共同の電気自動車高級ブランド)が含まれる。
(高橋大輔)
(中国)
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