2025年の自動車販売台数は9.4%増の3,440万台、NEVの割合は47.9%
(中国)
上海発
2026年01月16日
中国汽車工業協会(CAAM)は1月14日、2025年の自動車販売台数(輸出を含む)が前年比9.4%増の3,440万台だったと発表した(添付資料表参照)。2025年初の予測を上回り、生産台数とともに17年連続で世界一の規模を維持した。自動車の買い替え推進策、新エネルギー車(NEV)の購入に対する免税策などが好材料となり、販売を押し上げたという(2025年1月16日記事参照)。
自動車販売台数のうち、国内向けは6.7%増の2,730万2,000台と1桁増にとどまったものの、輸出は21.1%増の709万8,000台と、販売全体の伸び率を押し上げた。販売台数を部門別でみると、乗用車は前年比9.2%増の3,010万3,000台、商用車は10.9%増の429万6,000台だった。乗用車市場における中国ブランドの販売シェアは69.5%と、前年から4.3ポイント上昇した。外資ブランド車のシェアでは、ドイツ系12.1%、日系9.7%、米国系5.9%、韓国系1.5%の順だった。
NEVの販売台数は前年比28.2%増の1,649万台となり、中国は11年連続で世界最大のNEV市場の座を維持した。自動車販売台数全体に占める割合も47.9%と2024年より7.0%ポイント上昇した。NEVの購入奨励策、選択肢の多いモデル、充電施設の充実などがNEVの好調な販売につながったという。NEV販売台数の内訳は、電気自動車(BEV)1,062万2,000台(37.6%増)、プラクインハイブリッド車(PHV)586万1,000(14.0%増)、燃料自動車(FCV)8,000台(52.9%増)だった。
CAAMは、2026年の自動車販売台数が前年比1.0%増の3,475万台に対する見通しを示した。NEVは引き続き拡大し、15.2%増の1,900万台を予測したものの、国内消費の低迷に加え、NEV購入に対する免税額を半減することなどもあり、自動車全体の伸び率は低下する。また、輸出は、国際情勢の不安定、中国企業の現地生産戦略などに影響され、4.3%増の740万台にとどまるとの見方を示した。
(劉元森)
(中国)
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