富山県、在日インド大使館と「富山DAY」開催
(日本、インド)
富山発
2026年02月13日
富山県は2月9日、在日本インド大使館で、県と大使館が主催する「富山DAY」を開催した。富山県はインド南部のアンドラ・プラデシュ(AP)州と交流・協力に関する覚書を更新(2024年12月24日記事参照)しており、本イベントは富山県とインドが経済、観光、食、伝統工芸など多方面において相互に成長できる基盤をさらに強固にするべく実施された。
主催者を代表して、ナグマ・モハメド・マリック大使、新田八朗富山県知事があいさつした。両氏は、2025年8月のナレンドラ・モディ首相訪日時の日印首脳共同声明(2025年9月10日記事参照)で富山県とAP州の地域間パートナーシップが取り上げられたことに触れ、県と州の覚書を踏まえて経済、文化、人的交流など双方の協力を着実に前進させていきたいと述べた。
新田知事(左から3人目)、マリック大使(同4人目)ほか富山DAYの主な出席者(ジェトロ撮影)
あいさつに続いて、富山県側から立山黒部貫光、YKKがプレゼンテーションを行った。インド側からはAP州のN・ユバラジ商工次官がオンラインで登壇し、AP州が機械、電気電子、製薬などの製造業のほか、研究開発分野で強みを持つことを強調するとともに、味の素グループの進出の例を引き合いに、ジェトロと連携した日系企業との協業に期待を示した。
富山の食、観光、伝統工芸などが披露された交流会(ジェトロ撮影)
富山県は2025年4月に富山県・インド経済デスクをジェトロ富山内に設置するなど、富山企業のインドへの進出・取引拡大への支援に力を入れている。
すでに2025年度はAP州を含む南インド地域からのバイヤー招聘(しょうへい)(2025年11月7日記事参照)、現地パートナー探しのためのオンラインマッチング事業などを実施しており、富山とインドの経済交流がますます深まっている。会場では新田知事から、現地の産業やビジネスの考え方などを学ぶため、AP州を管轄地域としているジェトロ・チェンナイ事務所へ2026年4月から富山県職員1人を派遣することが紹介された。
(田村健)
(日本、インド)
ビジネス短信 075f07560a8689ca




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