1～10月の二輪車生産台数は前年同期比1.9％増の約207万台

タイ工業連盟（FTI）は11月25日、10月の二輪車生産台数が前年同月比29.0％減の20万9,161台だったと発表した（添付資料表参照）。部門別では、完成車が1.0％増の15万489台、現地組み立て部品（CKD）が59.6％減の5万8,672台だった。2025年1～10月の生産台数累計は前年同期比1.9％増の206万8,635台、部門別では、完成車が5.1％増の166万5,431台、CKDが9.4％減の40万3,204台だった。

10月の二輪車の国内販売台数は前年同月比4.6％減の13万3,706台、1～10月累計では前年同期比1.9％増の144万9,052台となった。10月の完成車（CKDを含む）の輸出台数は前年同月比48.8％減の8万9,570台、輸出額は17.3％減の約54億バーツ（約259億円、1バーツ＝約4.8円）だった。完成車やエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は16.9％減の約59億バーツとなった。

完成車（CKDを含む）の二輪車の1～10月累計の輸出台数は前年同期比5.4％減の73万4,802台、輸出額は2.9％減の約512億バーツとなった。完成車やエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は2.2％減の約554億バーツだった。

（高谷浩一、チャナットパット・スクマ）