1～9月の二輪車生産・国内販売・輸出台数、全て前年同期比プラス

タイ工業連盟（FTI）は10月22日、9月の二輪車生産台数が前年同月比9.7％増の20万5,598台だったと発表した（添付資料表参照）。部門別では、完成車が6.9％増の15万6,742台、現地組み立て部品（CKD）が19.8％増の4万8,856台だった。2025年1～9月の生産台数累計は前年同期比7.1％増の185万9,474台、部門別では、完成車が5.5％増の151万4,942台、CKDが15.0％増の34万4,532台だった。

9月の国内販売台数は前年同月比14.0％増の13万4,440台、1～9月累計では前年同期比2.6％増の131万5,346台となった。9月の完成車（CKDを含む）の輸出台数は前年同月比7.8％増の7万5,214台、輸出額は2.3％減の約44億バーツ（約206億8,000万円、1バーツ＝約4.7円）だった。完成車やエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は1.9％減の約49億バーツだった。

完成車（CKDを含む）の1～9月累計の輸出台数は前年同期比7.3％増の64万5,232台、輸出額は0.8％減の約458億バーツだった。1～9月累計の完成車やエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は0.1％減の約495億バーツだった。

これにより、1～9月の二輪車の生産、国内販売、輸出は全て前年同期比でプラスとなった。

（高谷浩一、チャナットパット・スクマ）