石破首相がエジプトのマドブーリー首相と会談、両政府主導によるビジネス支援を提案
(エジプト、日本)
カイロ発
2025年08月28日
エジプトのムスタファ・マドブーリー首相が8月22日、石破茂首相と会談した。マドブーリー首相は第9回アフリカ開発会議(TICAD9)参加のため、アブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領の代理として訪日していた。
会談では石破首相から、8月19日に開催された第12回日本エジプト経済合同委員会会議/日本・エジプト投資会議における日本企業からの関心の高さを踏まえ、投資・ビジネス進出を両政府主導で支援する枠組みの構築を提案した。エジプト内閣府によると、石破首相は、スエズ運河経済特区へ投資を希望する日本企業への支援を表明した。さらに、新エネルギー・再生可能エネルギーに関するこれまでの日本の協力に言及し(2025年7月15日記事、7月25日記事参照)、これらのプロジェクトに必要な支援を提供することの重要性を強調した。
マドブーリー首相は、これまでの日本の支援に謝意を示し、日本企業のさらなるエジプト進出に期待を示すとともに、ビジネス・投資環境の改善に向けて協力すると表明した。エジプト内閣府によれば、マドブーリー首相は、スエズ運河経済特区内に「日本産業地区(Japanese Industrial Zone)」を設立したいという意向を示し、またグリーン水素など気候変動に関する分野、人工知能(AI)など先端技術産業など幅広い分野での両国の経済協力深化への意欲に言及した。
(塩川裕子)
(エジプト、日本)
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