リマ空港、5月15日から新ターミナルを試験的にオープン
(ペルー)
リマ発
2025年05月15日
ペルー運輸通信省(MTC)は5月13日にプレスリリースを行い、5月15日からリマ空港の新ターミナルを試験的にオープンすると発表した。
6月1日からの正式な供用開始(2025年5月7日記事参照)を前に、航空会社5社の一部のフライトを対象として、新ターミナルでの離発着を実際に行い、搭乗者のチェックインなどの手続きや出入国管理、税関業務など一連のオペレーションを確認するためとしている。
新ターミナルを利用する場合は、空港の敷地内への入り口も変わるが、同省によると、新しい入り口につながる道路はあらためてアスファルト舗装を行い、信号機や標識なども整備するなど、アクセスを改善したという。
試験的なオープン期間(5月15~31日)にリマ空港を利用する場合の留意点をまとめた。
- 新ターミナルの正式な供用開始(6月1日)前に、新ターミナルで離発着する可能性がある航空会社は次の5社。アルゼンチン航空(Aerolíneas Argentinas)、エア・ヨーロッパ(Air Europa)、ウィンゴ(Wingo)、アラジェット(Arajet)、ボラリス(Volaris)。
- 上記5社のフライトを利用する場合、航空会社からターミナル変更の連絡がなくても、新ターミナル利用がないかを念のために事前に確認しておくと、空港へのアクセスでトラブルを回避できる。
- 他の航空会社のフライトは正式な供用開始まで、現在のターミナルを使用する。
- リマ空港で乗り継ぎがある場合、リマ空港の管理会社(LAP)が現在のターミナルと新ターミナルを移動する手段を用意するとしており、空港内でターミナル間の移動手段の情報を得るよう留意する。
(石田達也)
(ペルー)
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