2月の二輪車、輸出が微増に転じるも、生産と国内販売は7カ月連続減

タイ工業連盟（FTI）は3月26日、2月の二輪車生産台数が前年同月比1.7％減の21万5,760台だったと発表した（添付資料表参照）。輸出は前年同月比で微増、生産と販売はともに同7カ月連続で減少した。部門別では、完成車が6.6％減の17万5,770台、現地組み立て部品（CKD）が27.7％増の3万9,990台だった。

2024年1～2月の累計生産台数は前年同期比3.7％減の44万349台だった。部門別では、完成車が7.5％減の35万3,592台、CKDが15.3％増の8万6,757台だった。

2月の国内販売台数は前年同月比11.8％減の14万3,663台、1～2月累計では前年同期比7.6％減の29万7,666台だった。

2月の完成車（CKDを含む）輸出台数は前年同月比9.1％増の8万4,636台、輸出額は2.8％増の約67億バーツ（約281億円、1バーツ＝約4.2円）だった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は2.4％増の約72億バーツだった。

1～2月の完成車（CKDを含む）の累計輸出台数は前年同期比1.4％増の16万7,489台だが、輸出額は3.1％減の約125億バーツとなった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は3.5％減の約133億バーツだった。

（高谷浩一、チャナットパット・スクマ）