2023年の二輪生産台数、前年比5.9％減の約247万台に減少

タイ工業連盟（FTI）は1月29日、12月の二輪車生産台数が前年同月比8.7％減の20万1,128台だったと発表した（添付資料表参照）。部門別では、完成車が8.8％減の16万4,528台、現地組み立て部品（CKD）が8.3％減の3万6,600台だった。

2023年通年の生産台数累計は前年比5.9％減の247万2,872台となった。部門別では、完成車が5.2％増の212万738台、CKDが42.4％減の35万2,134台だった。

12月の国内販売台数は前年同月比8.4％減の13万2,377台、通年では前年比3.6％増の185万6,814台となった。

12月の完成車（CKDを含む）輸出台数は前年同月比16.7％減の7万6,573台、輸出額は19.0％減の約58億バーツ（約244億円、1バーツ＝約4.2円）だった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出総額は19.5％減の約61億バーツだった。

通年の完成車（CKDを含む）輸出台数は前年比20.5％減の82万2,608台、輸出額は7.0％減の約686億バーツとなった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出総額は7.1％減の約734億バーツだった。

（高谷浩一、チャナットパット・スクマ）