大統領も出席し、輸出事業者授賞の2021、2022年を発表

ガーナ輸出振興局（GEPA）は12月19日、ガーナ・フリーゾーン局（GFZA）と共同して首都アクラで、ナナ・アクフォ＝アド大統領による第31回と32回の輸出功労授賞式典を行い、ガーナの2021年と2022年の複数の輸出業者を表彰した。

式典では、それぞれの分野で献身と卓越性を発揮した輸出業者を5項目〔輸出額、輸出の伸び、レパトリエーション（注）、雇用創出、CSR〕のスコアリングを基に比重をかけて選別して表彰し、栄誉をたたえることを目的としている。

ガーナ・フリーゾーン局の最高経営責任者（CEO）のマイケル・オクエイ・ジュニアは「ガーナの経済成長の軌道を形成する上で、優れた輸出慣行が果たす役割が重要」と強調し、持続可能な輸出を行うことが長期的な経済繁栄に不可欠なことや、経済特区の開発についてGFZAの継続的なコミットメントを表明した。

ガーナ輸出振興局CEOのアフア・アサベア・アサレ博士は、経済成長への多大な貢献に対する輸出コミュニティーへの謝意を述べた。

来賓のアクフォ＝アド大統領は、ガーナの輸出業者が国の経済に大きく貢献していることを称賛した。また、国内生産の活性化や、輸入の削減、国民、特に若者の雇用機会の拡大のために、地元で生産された製品を支援し、使用することの重要性を強調した。

輸出業者はシルバー、ゴールド、プラチナ、殿堂入りを含む4つのカテゴリーと、以下の特別賞で表彰された（詳細は添付資料表を参照）。主要賞の受賞者は以下のとおり。

• 2021年最も多角的な輸出業者賞：HPWフレッシュ＆ドライ
• 2021年ベスト女性輸出業者賞：タッチスカイズ・ガーナ
• 2021年ユース輸出業者賞：ウェア・ガーナ
• 2022年ユース輸出業者賞：ABファームズ
• 2021年と2022年のベスト輸出業者賞：B5プラス
• 2021年と2022年の殿堂賞：アザール・ケミカルとライオン・アルミニウム

（注）本国へ還流させること。金融関係では国外にある資金を自国内に引き揚上げることを指し、国外などに保有している資金を自国内に還流することを意味する。

（関根広亮）