成都市で車載用インテリジェントシステム産業交流会が開催
(中国)
成都発
2024年01月29日
「新たなチャンスにつながるスマートコネクション」をテーマにした中国の成都重慶地区両都市経済圏の車載用インテリジェントシステム産業交流会が1月10日、成都市で開催された。
同交流会は重慶市経済情報化委員会、四川省経済情報化庁、成都市経済情報化局新経済委員会などの部署が開催し、展示会場に23のエリアを設置した。両地域の企業や大学などから合わせて300人以上が出席し、うち100人以上の参加者が中国・ドイツのカーテレマティクス試験基地やシーメンスの新エネルギー車シミレーションセンターを視察した。
このほか、「成都市車載用インテリジェントシステム産業発展報告(2023年)」が発表された。この報告書では、自動車は今日、通信やデジタル化、知能化、エネルギー技術、輸送技術、先進製造業が1つに融合した産業となっており、現在の自動車産業発展では知能化、コネクテッド化は重要と指摘している。
成都市は2023年6月25日に「成都市新エネルギー車およびコネクテッドカー産業発展計画(2023~30年)」を発表(2023年7月4日記事参照)している。成都市は現在、約550カ所のインテリジェント交差点(注)を設置し、6,200余りのインテリジェントバーを建設し、路側に8万個の通信ユニットを設置するなど、「車両・道路・クラウド」の初期的なネットワークを構築した。四川省成都市と重慶市では現在、インテリジェント・コネクテッド・ビークル(ICV)運用に向けた試験的な取り組みを活発に行っており(2023年12月4日記事参照)、世界レベルのコネクテッドカー産業のクラスター建設を試みている。
(注)コネクテッドカーと交差点のセンサーが通信を行い、センサーが得た情報を車両に伝達するシステム。交差点での事故を減らす目的で開発された。
(王慧シン)
(中国)
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