11月の二輪車は生産台数、国内販売、輸出ともに落ち込み続く

タイ工業連盟（FTI）は12月20日、11月の二輪車生産台数が前年同月比11.4％減の21万846台だったと発表した（添付資料表参照）。部門別では、完成車が5.8％減の17万8,045台、現地組み立て部品（CKD）が33.1％減の3万2,801台だった。

2023年1～11月の生産台数累計は前年同期比5.6％減の227万1,744台となった。部門別では、完成車が6.6％増の195万6,210台、CKDが44.7％減の31万5,534台だった。

11月の国内販売台数は前年同月比5.2％減の14万3,121台、1～11月累計では前年同期比4.7％増の172万4,437台となった。

11月の完成車（CKDを含む）輸出台数は前年同月比15.1％減の7万6,148台、輸出額は3.8％増の約68億バーツ（約279億円、1バーツ＝約4.1円）だった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は0.9％増の約72億バーツだった。

1～11月累計の完成車（CKDを含む）輸出台数は前年同期比20.9％減の74万6,035台、輸出額は5.7％減の約628億バーツとなった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は5.8％減の約673億バーツだった。

（高谷浩一、チャナットパット・スクマ）