ベルリンで茶のPRイベント「ベルリン・ティーフェスティバル」開催

(ドイツ、日本)

ベルリン発

2023年11月28日

ドイツ・ベルリンで11月17~19日、茶のプロモーションイベント「ベルリン・ティーフェスティバル(Berlin Tea Festival外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)」が開催された。会場の聖十字架教会では、茶葉や茶器の展示から、茶に関するセミナー、金つぎなど、茶をテーマにしたさまざまなイベントが行われ、ドイツの茶のスペシャリストや、業界関係者同士のネットワーキングの場となった。主催者によると、同フェスティバルには約2,000人が来場した。オンラインカタログサイトJapan Street(注1)のサービスを活用して、日本を訪問した経験のあるベルリンのバイヤーのKOS-teaのオリバー・ザイフェルト氏も出展(2023年10月30日記事参照)。同氏は日本茶の紹介を行い、ブースは大変にぎわった。

写真 KOS‐Teaのブース(ジェトロ撮影)

KOS‐Teaのブース(ジェトロ撮影)

写真 にぎわう会場(ジェトロ撮影)

にぎわう会場(ジェトロ撮影)

写真 日本からの出展者ブース(TOKYO TEA BLENDERS提供)

日本からの出展者ブース(TOKYO TEA BLENDERS提供)

日本からはTOKYO TEA BLENDERS外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますが静岡の3軒の日本茶農家(益井園、カネロク松本園、釜炒り茶柴本)とともに参加し、和紅茶と緑茶の紹介と販売を行った。最終日の19日にはフェスティバルの一環として、ベルリンのバー「Shizuku」で試飲会が開催された。日本茶大使(注2)の稲山真弓氏が茶をふるまい、参加者は茶農家と直接対話しながら、日本の紅茶と緑茶の豊かさを体験した。

写真 11月19日の試飲会(TOKYO TEA BLENDERS提供)

11月19日の試飲会(TOKYO TEA BLENDERS提供)

(注1)Japan Streetは、ジェトロが招待した海外バイヤー(海外に販路を持つ国内のバイヤーを含む)専用のBtoBのオンラインカタログサイト。

(注2)日本茶輸出促進協議会が任命。

(小飼志保)

(ドイツ、日本)

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