社会保障年金を11月から20%引き上げ

(サウジアラビア)

リヤド発

2023年10月12日

サウジアラビア人的資源・社会開発省(MHRSD)は10月9日、社会保障年金の最低額を月額1,100リヤル(約4万3,780円、1リヤル=約39.8円)から20%増の1,320リヤルに引き上げることを発表した。

MHRSDのモハメッド・アル・リズキ報道官は「扶養義務者は現行の1,100リヤルから1,320リヤルに、被扶養者は550リヤルから660リヤルとなる。1家族当たりの月額受給額5,000リヤルを上限に、家族全員が対象となる」と述べた。この決定は2023年11月1日から施行され、全ての受給者に自動的に適用されることになる。

サウジアラビアの社会保障年金は、受益者(孤児、60歳以上の高齢者、障害者、健康上の理由によって一時的に就労不能な者など)のニーズを満たす最低限の収入を確保し、社会で最も困窮している人々に対処するため、必要な手段と措置を確立することを目的としている。

今回の社会保障年金の引き上げは、国民の経済的負担を軽減し、国民の生活水準を向上させるため、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子兼首相の勧告により、サルマン・ビン・アブドゥルアジーズ・アール・サウード国王が発令した。

(林憲忠)

(サウジアラビア)

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