8月の二輪車は生産台数、国内販売、輸出ともに前年同月比落ち込む

タイ工業連盟（FTI）は9月21日、8月の二輪車生産台数が前年同月比16.6％減の20万4,368台だったと発表 した（添付資料表参照）。部門別では、完成車が9.7％減の17万1,270台、現地組み立て部品（CKD）が40.2％減の3万3,098台だった。

2023年1～8月の生産台数累計は前年同期比5.2％増の179万224台だった。部門別では、完成車が15.0％増の146万8,997台、CKDが24.3％減の32万1,227台だった。

8月の国内販売台数は前年同月比6.8％減の16万123台、1～8月累計では前年同期比7.6％増の130万4,883台だった。

8月の完成車（CKDを含む）輸出台数は前年同月比45.0％減の4万8,758台、輸出額は27.7％減の約45億バーツ（約185億円、1バーツ＝約4.1円）だった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は26.9％減の約50億バーツだった。

1～8月累計の完成車（CKDを含む）輸出台数は前年同期比19.3％減の54万630台だが、輸出額は0.6％増の約461億バーツとなった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は0.9％増の約496億バーツだった。

（高谷浩一、チャナットパット・スクマ）