「IMTEX Forming 2024」にジャパンパビリオン、4年ぶりの募集を開始

ジェトロは7月31日、2024年1月19～23日にカルナータカ州ベンガルールで開催される国際金属成形技術展「IMTEX Forming 2024」のジャパンパビリオンの出展募集を開始した。「IMTEX Forming 2024」は、工作機械（板金・プレス・フォーミングなど）関連分野では、インド有数の国際見本市だ。2023年7月20日には、同見本市の主催者のインド工作機械工業会（IMTMA）との共催で「インドビジネスセミナー（工作機械分野）」も開催した（2023年7月24日記事参照）。

2023年1月に行われたIMTEX 2023には、インド国内外から10万人近い来場者が訪れた。今回はフォーミング加工に特化した見本市となるが、IMTMAによると、展示規模は合わせて3万5,000平方メートルに上り、インド国外から20カ国以上、合計650社以上の企業が出展する予定だ。

ベンガルールは、トヨタ自動車とキルロスカグループとの合弁会社トヨタ・キルロスカ・モーター（TKM）をはじめ、日系の四輪・二輪関連企業が製造拠点を有しており、昨今、現地での生産体制を拡充する傾向にある。実際、新型コロナ禍以降、ベンガルールのジェトロには、四輪・二輪関連企業による製造拠点設立・拡張に関する相談が増加傾向にある。

今回、ジェトロは同見本市に2020年以来4年ぶりとなるジャパンパビリオンを設置する計画で、出展企業と現地バイヤーとのビジネスマッチングなどを行い、日本企業のインドでの販路開拓・技術提携をサポートする。募集分野は、プレス、板金、ダイキャスト、鋳造、鍛造・転造、プラスチック加工機（射出成形など）、ロボティクス・自動化、工具、測定器、油圧・空圧機器などで、現在ホームページで募集している。

（水谷俊博）