山東省、先進製造業の発展に向けた作業プランを発表

中国・山東省政府は7月6日、「先進製造業における『2023飛躍の年』作業プラン」（以下、プラン）を発表した。プランは、2023年にイノベーション、産業、企業、プラットフォーム、融合、投資の6分野の強化で新たな飛躍を実現し、先進製造業強省の実現に向けた行動計画を推進することで、象徴的な成果をつくり出すことを目的としている。

プランは、一般要求事項、重点任務、保障措置の3つで構成されている。重点任務には、上記6分野について計22項目の具体的な取り組みとその主管部門を挙げている（添付資料表参照）。

また、保障措置については、主管部門などとともに、次の4項目の取り組みを挙げている。

1. 組織的なリーダーシップの適切な強化（主管部門：省製造強省建設指導小組弁公室）
2. 高度なシンクタンク機能の発揮（省工業情報化庁、省発展改革委員会、省科学技術庁）
3. 政策統合とイノベーションの強化（省発展改革委員会、省工業情報化庁、省自然資源庁、省生態環境庁、人民銀行済南支店）
4. 評価、監督指導、審査の強化（省製造強省建設指導小組弁公室）

（赤澤陽平）