6月の消費者物価、前年同月比2.7％上昇

韓国企画財政部は7月4日、6月の消費者物価が前年同月比で2.7％上昇し、農産品や石油類を除いたコア物価は4.1％上昇したと発表した（添付資料表1参照）。消費者物価上昇率は5カ月連続で低下している。

品目別では、農畜水産物は価格安定の基調が続き、前年同月比0.2％の上昇にとどまった（添付資料表2参照）。石油類は、原油価格の安定と油類税引き下げの延長措置（～8月）などで、前年同月比25.4％下落と、大幅に低下した。個人サービスは、コスト負担増などによって上昇が続いてきたが、上昇幅は縮小し、前年同月比5.0％上昇となった。

（橋爪直輝）