2023年度4～5月の外国直接投資認可額、前年同期比57.7％減

ミャンマー投資企業管理局（DICA）が発表した外国直接投資統計によると、2023年度（2023年4月～2024年3月）4～5月の外国直接投資認可額〔ティラワ経済特区（SEZ）を除く〕は、前年同期比57.7％減の648万4,000ドルとなった（添付資料表参照）。

5月の投資認可額は274万6,000ドルだった。投資認可を受けた国は3カ国で、内訳はシンガポール（新規1件を含む114万6,000ドル）、中国（新規1件を含む100万ドル）に加え、2023年度としては新たにインド（新規1件 60万ドル）からの投資が認可された。

5月の外国直接投資認可額を業種別にみると、製造業が174万6,000ドルで、また2023年度としては、新たに農業分野で100万ドルの投資が認可された。4月に続き5月も、投資認可額が1,000万ドルに満たない低い水準が続いている。

（アジア大洋州課）