シュツットガルトでバッテリー関連専門見本市が開催

バッテリー関連専門見本市「欧州バッテリーショー（Battery Show Europe）」が5月23～25日、ドイツ南西部のバーデン・ビュルテンベルク州シュツットガルトで開催された。

同見本市には、世界各国・地域から766社以上が出展。バッテリー式電気自動車（BEV）用や産業用のバッテリーに加え、製造機器、原材料の加工技術、充電システム、試験技術など、バッテリーに関するさまざまな最新技術が展示された。日本企業（在欧日系企業を含む）も20社ほど出展した。中国企業は各ブース上部に「CHINA」の文字が記載された共通のブースデザインを用いており、中国系企業の多さが際立っていた。

充実したカンファレンスも同見本市の特徴だ。バッテリー関連のカンファレンスとしては欧州最大規模で、展示会場内の区切られたカンファレンススペースでは、3日間に99人以上の有識者が登壇、最新のバッテリー業界についてプレゼンテーションやパネルディスカッションを行った。なお、同見本市の展示スペースへの入場は無料だが、カンファレンス出席は有料だった。

次回の欧州バッテリーショーは2024年6月18～20日にシュツットガルトで開催予定。

（宮林和夢）