北米最大の菓子類見本市スイーツ＆スナックエキスポ、シカゴで開催

全米菓子協会（NCA）は5月23～25日、イリノイ州シカゴ市内のマコーミックプレース展示場で、北米最大の菓子類関連の見本市「スイーツ＆スナックスエキスポ（The Sweets ＆ Snacks Expo）」を開催した。菓子類関連の米国内外の事業者800社以上が出展し（うち250社近くが初出展）、1万6,000人が来場登録した。有名メーカーの新商品やスタートアップの商品など多様な出品がみられた。日系企業では、森永アメリカ、ブルボンフーズUSA、クラシエフーズ、ちぼりスイーツアメリカなどのほか、認定農林水産物・食品輸出促進団体の全日本菓子輸出促進協議会（JAPAN TACOM）が設置したブース内に、ギンビス、春日井製菓、エイワアメリカが出展した。

また、トルコやブラジル、カナダ、中国は国別のパビリオンを設置し、国ごとに結束して売り込んだ。

出展者からは、「米国で唯一の菓子類に限った大規模な見本市で、貴重だ」「大手の卸売・小売業者から中小規模の小売業者までさまざまなバイヤーとの商談ができる」といった声が聞かれた。

同展は今後10年間、インディアナ州インティアナポリスとネバダ州ラスベガスのどちらかで開催される。次回は2024年5月13～16日にインディアナポリスでの開催が決定している。

（冨樫達也）