第1四半期の二輪車生産台数、前年同期比6.3％増の約69万台

タイ工業連盟（FTI）は4月25日、2023年3月の二輪車生産台数が前年同月比3.4％減の22万8,686台だったと発表した（添付資料表参照）。前年同月比で9カ月ぶりに減少に転じた。部門別では、完成車が11.2％増の19万8,496台、現地組み立て部品（CKD）が48.1％減の3万190台だった。

2023年第1四半期（1～3月）の生産台数累計は、前年同期比6.3％増の68万6,087台となった。部門別では、完成車が18.7％増の58万678台、CKDが32.4％減の10万5,409台だった。

3月の国内販売台数は前年同月比19.8％減の18万4,462台、1～3月累計では前年同期比13.0％増の50万6,566台となった。

3月の完成車（CKDを含む）輸出台数は前年同月比14.6％減の7万6,041台、輸出額は14.7％増の約66億バーツ（約257億4,000万円、1バーツ＝約3.9円）となった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は14.3％増の約71億バーツだった。

1～3月累計の完成車（CKDを含む）輸出台数は前年同期比9.4％減の24万1,199台だが、輸出額は5.4％増の約195億バーツとなった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は6.2％増の約209億バーツだった。

（高谷浩一、ナパッサワン・ブンサンサーム）