ナイジェリアのCFAOモータース、トヨタブランドの販売開始

ナイジェリアのCFAOモータースは5月10日、ラゴスでトヨタブランドのローンチイベントを開催した。同社はこれまで三菱、スズキ、ヤマハの各ブランドを扱ってきたが、トヨタ自動車から今回、正規販売代理店の指定を受けた。イベントには、松永一義・駐ナイジェリア大使、ローランス・モンメホン駐ラゴス・フランス総領事、大平正和・豊田通商トヨタアフリカモビリティ部長をはじめ、関係者約250人が出席した。

豊田通商の完全子会社であるフランスのCFAOグループは現在、アフリカ大陸で、最大の自動車販売流通網を有しており、37カ国でトヨタ自動車の正規代理店を務める。今後、ナイジェリアでのトヨタ自動車の販売は、独立代理店のトヨタ・ナイジェリアとCFAOモータースの2店体制となり、営業力強化やアフターサービス向上が期待される。

今回のローンチについて、CFAOモータースのマネジングダイレクターを務めるボイェ・アジャウィ氏は「ナイジェリアでToyota by CFAOは長年の夢だった。私たちは「Redefined Experience（再定義された経験）」というスローガンで、常に新しい体験とトヨタにふさわしい世界クラスのサービスを顧客に提供し続ける」と述べた。

（谷波拓真）