タシケントの日系ホテル、初年度で黒字達成へ

日本のホテル事業大手H.I.S.ホテルホールディングスの100％子会社エイチエイチエイチセントラルアジア（HHHCENTRALASIA）が建設したホテルインスピラスタシケントは3月1日に開業から1年を迎えた（2022年3月2日記事参照）。

新型コロナウイルス対策の渡航制限やロシアのウクライナ侵攻などによる経済的余波を受けながらも、同ホテルは営業初年度で黒字を確保した。

エイチエイチエイチセントラルアジアのウマルフ・マルフ社長はジェトロのインタビューに対し、「旅行客も徐々に戻りつつあり、2023年は収益が一層伸びる見通し」と話している。

同ホテルはタシケント市内の旧市街中心部に所在し、日系企業関係者の宿泊先や日本関連イベントの開催場所として頻繁に利用されている。

（高橋淳）