1月の消費者物価、前年同月比5.2％上昇

韓国企画財政部は2月2日、1月の消費者物価が前年同月比で5.2％上昇し、農産品や石油類を除いたコア物価は5.0％上昇したと発表した（添付資料表1参照）。

品目別にみると、農水産物は、降雪や寒波などに伴う野菜価格の上昇や鳥インフルエンザによる鶏肉の価格上昇などで、物価の上昇幅が拡大した（前年同月比で2022年12月：0.3％、2023年1月：1.1％）。石油類は、国際原油価格が横ばいで推移しており、前年同月と比べ、価格の上昇幅が縮小した（前年同月比で2022年12月：6.8％、2023年1月：5.0％）。個人サービスは、外食および外食を除く一般品目の価格調整などにより、物価上昇が続いた（前年同月比で2022年12月：6.0％、2023年1月：5.9％）。電気・ガス・水道は、電気料金の引き上げなどに伴い、前年同月と比べ上昇幅が拡大した（前年同月比で2022年12月：23.2％、2023年1月：28.3％、添付資料表2参照）。

（当間正明）