チェンナイメトロのレール生産を三井物産が落札

インドのチェンナイメトロ（CMRL）は1月11日、入札手続きを経て、三井物産との間で、レール生産に関する契約を16億3,310万ルピー（約26億1,296万円、1ルピー＝約1.6円）で締結したと発表した（CMRL公式発表）。本生産は2023年4月から開始予定で、総生産量は1万3,885トンを予定している。生産完了後、2023年9月から2025年2月までの間で、3回に分けてCMRLに納品されることとなっている。

CMRL第2フェーズの建設に関しては、日本政府による円借款が活用されていることもあり、主な調達先を日本企業とインド企業に限定するという条件が課されている（2020年1月21日記事参照）。なお、2022年12月には、CMRLの運行管理システム業務を日立レールSTSが落札している（2022年12月15日記事参照）。

（浜崎翔太）