米フリーポートLNG、一部操業再開を2023年1月後半に延期へ

(米国)

ヒューストン発

2022年12月27日

米国テキサス州の液化天然ガス(LNG)製造施設のフリーポートLNGを運営するフリーポートLNGデベロップメント(FLNG、本社:テキサス州ヒューストン)は12月23日、規制当局の承認を得る期間を考慮して、同施設の一部操業再開を2023年1月後半に延期したと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

同社は、この施設の一部操業再開に向けて「着実に進展している」としている。12月23日現在、操業再開に必要な作業は実質的に完了し、12月12日の連邦エネルギー規制委員会による資料請求の最後の質問に対する回答も提出済みとしている。また、同社は操業再開に向けて、引き続き規制当局と緊密かつ協力的な関係を維持しているという。

なお、FLNGでは、6月8日に火災が発生し(2022年6月13日記事参照)、その後、規制当局がFLNGに安全命令を出し、必要な是正措置策定を求めたことについて(2022年7月1日記事参照)、FLNGが8月3日に規制当局と是正措置などに関する合意書を交わすなど、操業再開に向けた動きが進んでいた(2022年8月4日記事参照)。一方で、操業再開時期を巡って延期が続いていた(2022年11月21日記事2022年12月5日記事参照)。

(沖本憲司)

(米国)

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