1~10月の四輪BEV登録台数、前年同期比4.3倍の7,088台に

(タイ)

バンコク発

2022年12月02日

タイ工業連盟(FTI)は11月24日、2022年10月の電気自動車(EV)の新規登録台数を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。バッテリー電気自動車(BEV)の新規登録台数は、前年同月比3.9倍の1,960台となり、内訳は乗用車(四輪車)が76.0%増の1,231台、二輪車が37.0%増の552台などだった。ハイブリッド電気自動車(HEV)が2.2倍の5,035台(乗用車が4,991台、二輪車が44台)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)が85.0%増の899台となった(乗用車のみ)。

2022年1~10月のEVの累計新規登録台数は、BEVが前年同期比3.3倍の1万5,258台となった。内訳は、乗用車が4.3倍の7,088台、二輪車が2.6倍の7,534台などだった。HEVは78.4%増の5万4,847台で、内訳は乗用車が85.4%増の5万4,445台、二輪車が71.0%減の401台などだった。PHEVは65.3%増の9,691台だった(乗用車のみ)。

2022年10月末のEV累積登録台数は、前年同月末に比べて37.3%増の31万8,065台となった。内訳は、BEVが2.6倍の2万6,527台となり、うち乗用車が39.0%増の1万1,175台で、二輪車が2.4倍の1万4,170台に増加した。また、HEVは30.9%増の25万748台、PHEVは36.2%増の4万790台だった。

(高谷浩一、ナパッサワン・ブンサンサーム)

(タイ)

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