1～11月の四輪BEV登録台数、前年同期比4.6倍の8,402台

タイ工業連盟（FTI）は12月20日、2022年11月の電気自動車（EV）の新規登録台数を発表した。バッテリー式電気自動車（BEV）の新規登録台数は前年同月比約3.6倍の2,878台で、内訳は乗用車（四輪車）が約7.7倍の1,314台、二輪車が約2.1倍の1,297台などだった。ハイブリッド電気自動車（HEV）が82.1％増の5,090台（乗用車が5,052台、二輪車が38台）、プラグインハイブリッド電気自動車（PHEV）が48.8％増の961台だった（乗用車のみ）。

2022年1～11月のEVの累計新規登録台数は、BEVが前年同期比約3.4倍の1万8,137台となった。内訳は乗用車が約4.6倍の8,402台、二輪車が約2.5倍の8,832台などだった。HEVは78.7％増の5万9,937台で、内訳は乗用車が85.2％増の5万9,497台、二輪車が69.2％減の439台などだった。PHEVは63.7％増の1万652台だった（乗用車のみ）。

11月末のEV累積登録台数は、前年同月末に比べて38.6％増の32万6,918台となった。内訳はBEVが約2.7倍の2万9,402台、うち乗用車が約3.1倍の1万2,490台、二輪車が約2.4倍の1万5,459台に増加した。また、HEVは31.6％増の25万5,773台、PHEVは36.4％増の4万1,743台だった。

（高谷浩一、ナパッサワン・ブンサンサーム）