中国民用航空局、冬春期の運航計画を公表

(中国)

上海発

2022年11月01日

中国民用航空局(CAAC)は10月26日に開かれた記者会見で、冬春期(2022年10月30日~2023年3月25日、注)の運航計画を発表した。国内外の航空会社127社が運航する旅客便と貨物便は、1週間当たり10万4,573便を計画する。新型コロナウイルス発生前の2019年10月に同局が公表した当時の冬春期運航計画(1週間当たり9万6,239便)を上回った。

国内線、香港・マカオ・台湾線、国際線別にみると、国内線は前年同期比2.3%増の1週間当たり9万5,173便で、全体の91.0%を占めている。香港・マカオ・台湾線は同2.3%減の1週間当たり2,412便にとどまった。国際線旅客便は中国東方航空、中国南方航空など各社が成田行きを含めた国際便の再開や増便を相次いで発表したこともあり(2022年10月20日記事参照)、同2.1倍の1週間当たり840便に増えたが、2019年の冬春期(同1万8,230便)の4.6%にすぎず、完全回復にはほど遠い状況にある。国際貨物便は同6.7%増の1週間当たり6,148便となった。国際貨物便は2019年の冬春期(同1,968便)対比増加が大きいが、これは一部旅客便を貨物便に切り替えたことに起因する。

中国民用航空局運輸司の徐青副司長は記者会見で、運航計画の実施についてダイナミックゼロコロナの方針(2022年10月14日記事参照)に沿って、国外からの輸入感染と国内の感染再拡大を防ぐため、各航空会社には航空安全と運行管理規定を厳格に順守するとともに、感染症の予防・抑制を徹底するよう求めた。また、感染症対策と市場ニーズなどに基づいて合理的な運航を実施するよう要請した。

(注)中国民用航空局は通常、年間の運航ダイヤを夏秋期(3月最終日曜日~10月最終土曜日)と、冬春期(10月最終日曜日~翌年3月最終土曜日)に分けて実施する。

(劉元森)

(中国)

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