12月10日から入境上限を撤廃へ、12月以降は屋外でマスク不要に

(台湾)

中国北アジア課

2022年11月29日

台湾の中央流行感染症指揮センター(CDC)は11月28日、入境上限者数を12月10日から撤廃すると発表した外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます。入境上限者数はこれまで、10月13日以降は毎週15万人、12月1日以降は毎週20万人と徐々に拡大してきた(2022年11月15日記事参照)。CDCは今回の上限者数撤廃について、台湾域内での新型コロナウイルス感染者数の減少や、海外のクリスマス休暇や年末、春節(旧正月)休暇が近付き、出入境需要の拡大が見込まれることを考慮したと説明した。

また、CDCは同日、12月1日からマスク着用規定を緩和すると発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。今回の緩和により、屋外でのマスク着用義務は撤廃となる。ただし、年末年始の大規模な屋外活動でのマスク着用規定は、新型コロナウイルス感染状況を踏まえて別途策定を検討するとした。また、慢性疾患や発熱、呼吸器の症状などがある場合は、人が密集する場所では引き続きマスクを着用するよう推奨している。

(柏瀬あすか)

(台湾)

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