入国時のオンライン健康申告書の登録が不要に

(バングラデシュ)

ダッカ発

2022年11月08日

バングラデシュ民間航空局(CAAB)は10月30日、従来の入国規制の緩和を発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。

4月25日以降、出発前3日以内にオンライン上で健康申告書(Health Declaration Form)に必要事項を入力し、QRコード付きの申告書画像データ、または印刷した申告書を当地入国時にイミグレーションで提示する必要があったが(2022年4月22日記事参照)、この発表をもって健康申告書の登録が不要となった。

その他の入国規制については変更がなく(2022年3月10日記事参照)、11月現時点での入国時には以下が求められる。

  • 世界保健機関(WHO)承認の新型コロナウイルスワクチンの接種完了者(2回以上)については、接種証明書の提示により入国可能(RT-PCR検査の陰性証明書の提示は不要)。
  • ワクチン未接種者は、出発時間72時間以内に実施したRT-PCR検査の陰性証明書の提示により入国可能。

バングラデシュ国内の新型コロナウイルス感染状況外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますとしては、9月中旬から10月上旬にかけて陽性率が10%を超える日が続いたものの、現在は減少傾向にあり、直近1週間(10月25~31日)の1日当たりの平均感染者数は127人(前週比41%減)、平均陽性率は3.6%(前週から2.1ポイント減)となっている。

(薄木裕也)

(バングラデシュ)

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