中銀が政策金利を0.25ポイント追加引き上げ、7カ月連続の利上げに

(オーストラリア)

シドニー発

2022年11月22日

オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は11月1日、政策金利を0.25ポイント引き上げ、2.85%とすることを決定した。2022年5月から7カ月連続の利上げ(2022年10月6日記事参照)で、政策金利は2013年5月(2.75%)を上回り、9年ぶりの高水準となった。

RBAは5月から連続して利上げを実施していることについて、インフレ率を目標圏内(2~3%)に近づけるため、需要と供給のより持続可能なバランスを図ることが必要、と説明した。オーストラリアでは、2022年度第3四半期(7~9月)の消費者物価指数(CPI)が前年同期比で7.3%上昇した(2022年11月15日記事参照)。RBAのロウ総裁は「多くの国と同様、オーストラリアのインフレは高すぎる。現在の水準は、過去30年以上で最も高いレベルだ。要因の多くは世界的な経済要因だが、一方で国内経済の対応能力と比較して旺盛な国内需要もまた要因だ」と説明した。

RBAは、今後数カ月にわたりインフレはさらに進み、2022年後半に8%前後とピークに達すると予測した。2023年は世界的な供給問題が解決し、一部のコモデティー価格上昇が落ち着くこと、需要の伸びが緩やかになることで、CPI上昇率は2023年に4.75%前後、2024には3%を上回る程度になると分析した。

(青島春枝)

(オーストラリア)

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